プロフィール
名前:山口笑愛(やまぐちえな)
経歴:小学5年生〜中学2年生の途中までアメリカ合衆国のサンノゼで過ごす。中学2年生〜高校3年生までかえつ有明中・高等学校に通う。
所属:着物リメイクブランド「u縁me」のFounder兼デザイナー、上智大学 国際教養学部1年、株式会社ユーグレナ 未来世代アドバイザリーボードメンバー、サステナブル・ブランド国際会議 Youth Community nest
今までやってきたこと、経緯
高校での活動と課外活動
着物のリメイクを1年前ぐらいからやってきました。
その前はウェルビーイング、マインドセットといった人の精神みたいなものに興味があって、高校のAO入試を目指すプロジェクト科に所属したことがきっかけで興味を持ちました。
高校は目指す大学によって三つのコースに分かれていて、プロジェクト科では基本的に座学が無く、グループワークやプレゼンテーションが中心の授業でした。
また、プロジェクトという授業があり、ひたすら自分のやりたいことをやるような高校でした。
その中で課外活動の存在を知り、高校2年生の時に環境活動家である谷口たかひささんが学校で講演してくださって、「自己肯定感は環境問題を解決する第一歩につながる」というテーマの講演の中で衝撃を受けたことが活動を始める原点でした。
それまで、環境問題やSDGsと呼ばれるものは「意識高い人がすること」「我慢しないと解決できない」という印象を私を含めて周りも持っていて、それはなぜだろう?と疑問を持ったことがきっかけです。
ワークショップの開催
本当のサステナビリティは、人が我慢するものではなく私たちの幸せも直接繋がっているべきだと感じて、高校2年生の時に”自分の好きとサステナビリティを掛け合わせるワークショップ”を開催しました。
その取り組みの成果をサステナブル・ブランド国際会議というイベントで登壇させていただきました。
イベントでは登壇だけではなく様々なセッションがあり、たまたま聞いていたセッションで日本文化に興味を持つようになります。
日本にはもともと「もったいない精神」や「長持ちを重視する」という考え方があり、日本文化はかねてからサステナビリティを体現しているのではないかと感じたのです。
着物への興味
サステナビリティは我慢するものでは無く、私たちにとっては本来自然に根付いていたものなのではないか?という考えからファッションが好きだったので着物に着目しました。
着物はリメイクしやすいように直線上に縫われていたり、手縫いで縫われているから頑丈だったり、ただ、着づらいし機能性がないことから若者が着物を着ていない現状があることを知りました。
そこで、着物を着やすくリメイクして若い人が「これ可愛い!」と自然に手に取ってくださることが自然と廃棄物削減や文化の継承につながるのではないか?と考えました。
ミネルバ大学への合格
高校時代、卒業生で現在ミネルバ大学で広報をされている梅澤凌我さんという方がミネルバについてお話ししてくださった機会がありました。
私はたまたま予定があって参加できなかったのですが、後から友達に「英語が喋れる人は全員受けた方が良い!」と言われ、そこから調べ始めてミネルバ大学の魅力に惹かれていきました。
ミネルバ大学は本当に色々な国から生徒が来ていて、色々な国を回りながら学ぶので、マジョリティの人がいない空間でそれぞれの個性が際立ちます。そんな空間に強い憧れを持っていました。
そのため、ミネルバ大学では、毎日振り返る余裕がないぐらい刺激のある4年間を送りたいです。
ミネルバ大学は無料でオンラインでいつでも受けられるのですが、クリエイティビティを問う試験が実施され、審査基準が全くわからないんです。(笑)
今注力していること
今は、着物のリメイクのブランド「u縁me」をどのようにリーチを広げていくかということに注力しています。
u縁me オンラインストア
POP UPやコンテスト等で出店した時に、もともとは私と同じくらいの歳の日本人がターゲットだったのですが、全く違う属性の海外の方やお年寄りの方にお声をいただいたり、立ち止まってくださったりしたのです。
そこで、どのようにターゲットとする若者にリーチするかを日々試行錯誤していて、PRの手法を変えるべくファッションショーを開催したり、発信する国を変えるべくクラファンに挑戦しています。
サステナブルなファッションは少しダサい、若者向けじゃない、、。というイメージが先行しており、そのイメージを覆せるのがファッションショーだと思ったので開催しました。
また、今のアパレルのトレンドはヨーロッパやアメリカといった欧米の国からの影響が大きく、着物も欧米で人気なのであればそこから逆輸入するのも1つの手なのではないか?と思い、ミネルバ大学に合格したこともあってクラファンに挑戦しています。
クラファンページ
これからチャレンジしたいこと
これからチャレンジしたいことは、新しい着物を作ることです。
ミネルバ大学で世界7か国を回りながら各地の文化と掛け合わせた着物を作り、アイデンティティに悩む若者の居場所となる商品を作っていきたいです。
例えば、グローバルなバックグラウンドを持っていて自分はどこの人なのかわからない、といった悩みに対して着物を通して文化を体現することで、”今までになかった自分”のアイデンティティに気付くきっかけを与えられるのではないかと考えています。
文化はその土地の人間性や気候だったりに反映されてできているため、日本文化とその土地の文化を掛け合わせた着物を作ったら面白そうだなと、とてもワクワクしています。
最近”リグった”こと
やはり、クラファンへの挑戦ですね。
大学進学のためにクラファンをする選択肢を取ったのも、自分にとってはリグった瞬間でした。
それまでは、人に繋げてもらって人と出会うことが多かったのですが、クラファンを通じて全く繋がりのない方からご支援をいただいたり、着物を買っていただいたりする機会ができたこと、また、それらを公に発信すること自体が初めての経験でした。
ミネルバ大学を通して事業をすることもこれからリグることとして挙げられると思っていて、他地域の文化と掛け合わせた着物を作ることも、それらを販売して評価を得ること自体も自分のコンフォートゾーンではないので、とてもチャレンジングだと感じています。
読む人に向けてコメント・メッセージ
私自身、チャレンジを常にしてきた感覚は特にないです。というのも、チャレンジを目的をしてきたわけではなくて、「自分の好きなこと」「叶えたい夢」を追うプロセスとしてチャレンジがあったからだと思います。
自分の好きなことに真っ直ぐにいることが1番周りにもその想いが伝わることだと思っています。そのため、リグるには「自分の好きなこと」はなんなんだろう?と考えることが私自身やってきてよかったなと感じています。
山口笑愛さんの各種リンク
「u緑me」ホームページ
クラウドファンディングページ
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One’s Lig・Ligueeについて
One’s LiGは、“リグる”を届け、新たな世界への入り口をつくるアパレルブランド「Liguee(リグイー)」が運営するメディアです。
日常生活からリグる(「殻を破って羽ばたく・挑戦する」)を想起させるため、カジュアルなパーカーやTシャツ・スウェット等のアイテムを用意しています。
なお、One’s LiGでは、「様々なチャレンジャーの生き様が新たなチャレンジャーの入り口となるメディア」をコンセプトに、チャレンジする人の生き様を伝えることでチャレンジを伝染させることを目的としています。
One’s Life = “生き様”のスラング、Gate = 扉、入り口、LiG ≒ リグる
Ligueeアイテムの紹介
Libereit TW-24 ホワイト(刺繍)
Liguee定番のオリジナルTシャツ。
11.3ozと少し厚めのシャツですが、コットンなので吸水性がよく生地の高級感も抜群です。
¥8,800(税込)
Liguee PLS-24 ポロシャツ(刺繍)
極上の肌触りと快適さを追求したポロシャツです。
¥12,300(税込)
Exelf SW-23 ホワイト(刺繍)
シンプルなデザインで真冬でも暖かい厚手裏起毛パーカーです。
¥12,000(税込)
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