絵本を通して社会課題や哲学を伝える! – ほしなうり(19)

Liguler

今回は、Ligueeと社会課題や哲学に関する絵本を描くほしなうりさんとのコラボ(Xオーバープロジェクト)を記念してインタビュー記事を作成しました。

X(クロス)オーバープロジェクト…LigueeとのコラボでX(クロス)したお互いの価値をさらなる価値に繋げ、挑戦する人の幅を増やすためのプロジェクトです。

プロフィール

お名前:ほしなうり(19)
所属:TBS SDGs地球を笑顔にするACTION、MAKERS UNIVERSITY U18 9期生、一般社団法人anchor
経歴:中学3年生から趣味で絵本を書き始め、高校1年生から本格的に活動を開始。 「子供が読むちょっぴり大人な絵本」を軸にちょぴりダークな社会課題や哲学のような答えのない絵本を描き、それを元にWSなどを行っている


今までしてきたこと、経緯

高校生の時から親子に対して、動物実験などのデリケートな社会問題を、絵本というツールを用いて伝える活動をしてきました。

私は高校1年生の時に動物実験の話に初めて触れたのですが、その際に動物実験のようなデリケートな話題は目を逸らす人が多い印象があると感じ、私はそこに課題感を抱きました。

そこで、そういった問題を色々な人に知ってもらうために、自分が何かできることはないのかと考えた時に、元々好きだった絵本を用いるのがいいのではないかと思いました。

趣味で絵本を描いていた経験もあり、絵本だと今を生きる大人、そしてこれからの未来を作る子供の2世代に柔らかくデリケートな話題を伝えることができると感じたので、絵本を通じて社会課題を知ってもらう取り組みをはじめました。

また、社会問題を伝える際に意識していることとしては、その問題に対して「賛成」「反対」など、ある一点から見た意見を押し付けるのではなく、あくまでもその社会問題の実態を「知ってもらうこと」にフォーカスを当てています。


今注力していること

高校生の時は人々に伝える対象として「社会問題」にフォーカスを当てていましたが、今は社会問題から伝える対象を広げ、「子供たちがいつの間にか学べる」をテーマにして絵本の作成やワークショップを行っています。

具体的なものだと、「豊かさ」をテーマにした絵本を今制作しようとしています。

今回の絵本では自分自身が小学生の時に知りたかったなと思えるようなことを内容に落とし込んでいます。

私の場合、高校生になって色々な方と関わるようになっていくうちに「お金で買えるものだけではなく、経験を通じて培われていくものこそが豊かさである」と感じたので、そんな今の私の考えを絵本を通じて残せたらなと思っています。


これからチャレンジしていきたいこと

今後は自分の本を書店や図書館にも広げていきたいなと思っています。

今も一作自分の作品をAmazonで出版しているのですが、デジタル出版のみなので実際に手に取れる書籍にしてもっと色々な人に知ってもらえるように、図書館や書店との提携を進めていきたいです。


最近リグったこと

今回のコラボ作品はドット絵で描きましたが、ドット絵は自分の中でリグりましたね。

昔のゲームや映像作品などはドット絵が主流だったので、そういった「過去のもの」から学ぶことをテーマにしようと思い今回はドット絵を選びました。

それから、今まで自分のデザインをグッズを出したことがなかったので、商品を出すという観点では今回のコラボそのものもリグったことになりますね。


読む人に向けてメッセージ、コメント

やってみたいこと、ワクワクすること、気になることは全部口に出してみることが大切だと思います。

自分の場合は、高校生になったタイミングで「絵本を出版したい」「もっと色々な大人の人と関わりたい」など、自分のしてみたいことを口に出してみることで、色々な企業の方と関わることができました。

皆さんも是非したいことをどんどん言葉にしていって欲しいなと思います。


今回コラボを決めた理由

リグったことにも重なりますが、今まで自身のグッズを出したことがなくて。いつか出してみたいなと思っていたんですがなかなか行動できずにいたんです。

そんな時に今回のお話をいただいて、前回のエルさんとのコラボも実際に見ていたのでせっかくなので挑戦してみようと思いました。


コラボ商品

商品名:ちっちゃく踊る白い花

表面
裏面

デザインに込められた想い

表はワンポイントでLigueeさまのロゴをドット絵で描き、バックプリントで植物の鈴蘭を表現しました。

鈴蘭の花言葉は謙虚や希望という意味があります。

希望を持って飛び立ち、謙虚に進める、そんな想いを込めてデザインさせていただきました。

ほしなうり

コラボしてみての感想

今回のコラボでLigueeって素敵だなと感じました。

商品を手に取る人たちに向けての思いを込めることはできると思うんですけど、そもそも商品を手がけるクリエイターが最初に殻を破るというコンセプトがすごく新鮮で面白いなと感じました。

実際に私もこれまでやったことのない商品作りとドット絵でのデザインなど初めての挑戦になったので、この商品を手に取った方にも是非リグっていただきたいと思っています。


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One’s Lig・Ligueeについて

One’s LiGは、“リグる”を届け、新たな世界への入り口をつくるアパレルブランド「Liguee(リグイー)が運営するメディアです。
日常生活からリグる(「殻を破って羽ばたく・挑戦する」)を想起させるため、カジュアルなパーカーやTシャツ・スウェット等のアイテムを用意しています。

なお、One’s LiGでは、「様々なチャレンジャーの生き様が新たなチャレンジャーの入り口となるメディア」をコンセプトに、チャレンジする人の生き様を伝えることでチャレンジを伝染させることを目的としています。

One’s Life = “生き様”のスラング、Gate = 扉、入り口、LiG ≒ リグる


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